読書記録

読書記録『ストレス脳』『運動脳』

アンデシュ・ハンセンのベストセラー、『ストレス脳』と『運動脳』を続けて読んだ。 不安やうつは脳が正常に防御してくれているからに他ならない。でも、ストレスが過剰になるとオーバーフローしてしまうからストレスを受けすぎないように意識することは大事…

読書記録『限りある時間の使い方』

人生はたったの4,000週間。 こんな気づきから始まる「自分の時間」の考察である。 著者オリバー・バークマンは、それまでタイムマネジメントにどっぷりはまり込んでいた。それなのに、やらなければならないタスクはどんどん積み上がり、自分の時間がなくなり…

読書記録『復活への底力』出口治明著

運命を受け入れ、前向きに生きる やっぱりすごい人だった。APU学長就任中脳卒中で倒れ、右半身麻痺と重度の失語症。もはや復職はおろか、日常生活もままならないと誰もが予想したが、出口さんは違った。 大分に戻って単身赴任をし、天空(APU別府)で学長に…

読書記録『人間の品性』下重暁子著

品性というのは、個人の意志だと思った。従順なだけでは生きていても美しくはない。勁さ(つよさ)が必要。 下重暁子の本には毎回唸らされる。そして、こんなふうでありたいと憧れる。ずっと仕事を続けてきたからこそ、言えることば。自分のことは全て自分で…

読書記録『絶対悲観主義』楠木建

心配するな、きっとうまくいかないから こういう心構えっていいのかもしれない。 そもそも期待するからがっかりするのであって、はじめから想定内だったと思えば気持ちは楽になる。 うまくいかないのが普通だという考え方は哲学の中にもあった。なるほど納得…

読書記録『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン

どんな苦境でも冷静にやりすごす。それは彼女が育った特殊な環境のせいなのか、まるで石か雲のようにその場の景色を作っているみたいな女性の物語だった。 アルコールを買いにいかないよう子供に財布を隠されているのに家中の小銭をかき集めて早朝開く店に朦…

『静かな人の戦略書』ジル・チャン

外交的な人の方がアピールが上手で社交的で成功しやすいと思われているが、そんなことはない、と勇気づけられる本。 そもそも人は外交的か内向的かは両極端ではなくて、どちらかに偏っているだけ。 さらに、内向的な人は思慮深く冷静に判断するし、プレゼン…